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2026.02.10

小児歯科

子どものフッ素|歯みがき粉の量・ppmとイエテボリ法、歯医者のフッ素塗布|大橋THREE歯科・矯正歯科

子どもの歯医者来院イメージ 大橋THREE歯科・矯正歯科

こんにちは、福岡市南区大橋の歯医者【大橋THREE歯科・矯正歯科】です。

「子どもの歯にフッ素って必要?」「フッ素は体に悪いって聞くけど大丈夫?」「歯みがき粉は何ppmを選べばいい?」——こうした疑問は、子育て中のご家庭ほど切実です。

この記事では、子どもを中心に、フッ素の役割・安全性・歯みがき粉の選び方(濃度と量)・歯医者でのフッ素塗布まで、“なぜ使うのかが分かる判断材料”を整理します。

 

子どものフッ素については、
「必要かどうか」から歯医者で確認して大丈夫です。

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福岡市南区・大橋で、小児の予防相談も行っています。

 

 

フッ素は体に悪い?毒性の話が混同されやすい理由

フッ素加工のフライパン

「フッ素=毒」「子どもに使って大丈夫?」という不安の多くは、歯科で使うフッ素フライパンのフッ素加工など工業用途のフッ素化合物が混同されていることが原因です。歯科で使うのは主にフッ化物(フッ化ナトリウム等)で、工業用途の“フッ素樹脂/PTFE”とは別の物です。

 

歯科で使うフッ素は“量と使い方”が管理されています

  • ・歯みがき粉や洗口液は安全域が決められた濃度
  • ・毎日使うことを前提に設計されている
  • ・万一飲み込んでも問題が起きにくい量

 

「毒性がある」と言われるケースの正体

  • ・工業用フッ素化合物
  • ・極端な過剰摂取(現実的でない量)
  • ・海外の水道水フッ素添加の議論との混同

つまり、歯科のフッ素ケア=危険ではありません。
大切なのは「自己判断で避ける」ことではなく、年齢とリスクに合った使い方を選ぶことです。

 

結論:子どものフッ素は「量を守れば」虫歯予防の味方

フッ素は、正しく使えば子どもの歯を守る予防の補助役です。重要なのは「たくさん使うこと」ではなく、年齢に合った量と使い方を守ることです。

 

虫歯はどうやってできる?子どもの歯で起きていること

pHと歯が溶けやすくなる目安のグラフ 大橋THREE歯科・矯正歯科

虫歯は「歯みがきが足りないから」だけで起きるわけではありません。実際には、歯の表面では毎日くり返し“溶けては戻る”ことが起きています。

 

食べるたびに起きている「歯の変化」

  • ・食事やおやつをとる
  • ・口の中が酸性に傾く
  • ・歯の表面が少し溶ける(脱灰)
  • ・唾液の力で元に戻ろうとする(再石灰化)

この脱灰と再石灰化のバランスが崩れ、溶ける時間が長く続くと虫歯になります。

酸性になりやすい習慣と中性になりやすい習慣 大橋THREE歯科・矯正歯科
 

子どもの歯は、なぜ虫歯になりやすい?

  • ・歯の質が大人よりやわらかい
  • ・唾液の量や質がまだ安定していない
  • ・間食のリズムが不規則になりやすい

そのため子どもは、歯が元に戻る力が追いつかず、虫歯が進みやすい状態になりがちです。

 

フッ素は「どこ」に効いている?

フッ素は、この流れの中で再石灰化を助ける役割を担います。つまり、虫歯を直接治すのではなく、歯が持ち直す力を支える存在です。

 

フッ素とは?歯に効く3つの効果

 

1)歯を酸に強い状態に近づける

フッ素は歯の表面を、酸に負けにくい性質へ近づけます。

 

2)再石灰化を助ける

溶けかけた歯が元に戻る力をサポートします。

 

3)虫歯菌の働きを弱める

菌が酸を作る力を抑える方向に働きます。

 

当院の予防型歯科の考え方は初めての方へでご紹介しています。

 

子どものフッ素の使い分け|歯みがき粉・ジェル・洗口液(ppm/量)

 

【フッ素歯みがき粉】年齢別の目安(ppm・使用量・うがいの回数)

年齢 歯みがき粉のppm 1回の使用量 うがい
~2歳ごろ (低濃度を基本に) 米粒程度 吐き出し中心(無理にうがいしない)
3~5歳 (年齢・リスクで調整) グリーンピース程度 少量のうがい1回(できる範囲で)
6歳以上 1450~1500ppmを検討 1~2cm程度を目安 少量のうがい1回

※目安です。年齢・体格・うがいの上手さ・虫歯リスクで調整します。迷う場合は歯科で確認してください。

 

【フッ素ジェル】年齢別|フッ素濃度(ppm)・使用量の目安

当院では、6歳未満のお子様には500ppmのフッ素ジェルを推奨しています。1450ppmや1500ppmのジェルは6歳以上から使用しましょう。また、濃度とおなじくらい「量」も大切です。
年齢別フッ素ジェルの量目安 大橋THREE歯科・矯正歯科
 

【フッ素洗口液】年齢別|使用量の目安

フッ素洗口液の年齢別使用量・方法の説明図 イラスト 大橋THREE歯科・矯正歯科

  • ・少なめでも毎日続くことを優先
  • ・うがいが苦手な時期は無理をしない

 

年齢別の考え方

  • ・乳幼児:ごく少量からスタート
  • ・3〜5歳:量を守り、吐き出し練習を中心に
  • ・6歳以上:フッ素を残すみがき方を意識

 

【フッ素歯みがき粉】イエテボリ法(フッ素を残すみがき方)

イエテボリ法手順説明イラスト 大橋THREE歯科・矯正歯科

「このやり方で合っているかな?」と感じたら、
歯医者で一度チェックしておくと安心です。

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福岡市南区・大橋で、お子さんの年齢に合わせた予防の確認を行っています。

年齢に合わせた予防管理は小児歯科でご案内しています。

 

歯医者のフッ素塗布|いつから・頻度・虫歯のできやすい箇所

歯医者でのフッ素塗布は、当院では乳歯が数本生えそろった頃から可能です。虫歯リスクが高い子ほど効果を感じやすい傾向があります。

 

当院が見ているところ(フッ素塗布の提案が変わる判断軸)

お子さんごとに、以下をチェックして「必要な強さ・間隔」を決めます。

検査の様子 大橋THREE歯科・矯正歯科

  • ・虫歯になりやすい部位(奥歯の溝/歯と歯の間/6歳臼歯)
  • ・歯の質とサイン(白く濁る・初期虫歯が出やすい など)
  • ・生活リズム(間食の回数・寝る前の飲食・仕上げみがき状況)

3〜6歳の虫歯ができやすい箇所

フッ素塗布の頻度の考え方

フッ素塗布は、月1回を数回続けて行うなど、短い間隔で集中的に行うことで効果を感じやすい場合があります。その後は、定期検診の中で間隔を空けて行うなど、状態に合わせて調整します。

当院では、お口の状態と虫歯リスクに合わせて、必要な強さ・間隔をご提案しています。

フッ素塗布の頻度イラスト 大橋THREE歯科・矯正歯科

※これは一例です。虫歯リスクや歯の状態で、間隔は個別に調整します。

 

フッ素塗布後の飲食について

一般的には30分〜1時間程度は飲食を控えることが多いです。塗布剤の種類やお子さんの生活リズムによって案内が変わるため、当院ではその日の予定も伺って調整します。

 

保険・費用についての考え方

フッ素塗布は年齢・自治体・治療内容により保険適用や助成の扱いが異なります。

定期的な予防管理は歯のメンテナンスをご覧ください。

 

よくある質問

 

フッ素塗布は何ヶ月おきが目安ですか?

虫歯リスク(治療歴、歯の質、みがき残し、間食など)で変わります。初期虫歯が出やすい場合は間隔を短めに検討し、落ち着いている場合は家庭ケア中心で様子を見るなど個別に調整します。

 

子どもの歯みがき粉はフッ素1450ppm(1500ppm)でもいい?

1450〜1500ppmは6歳以上で、うがいが安定し量を守れる場合に検討します。6歳未満は低濃度+量管理を当院ではご提案しています。

 

フッ素入り歯みがき粉は「うがい不要」って本当?

うがいをしすぎるとフッ素が流れてしまうため、うがいは少量・1回にする考え方があります。うがいが難しい年齢では少量使用・吐き出し中心など無理のない方法にします。

 

フッ素塗布のあと、30分以内に食べてしまいました…

塗布剤の種類で指示が変わることがあります。次回、飲食したタイミングを伝えてください。生活に合わせたルールを一緒に調整します。

 

大人もフッ素は必要ですか?

大人でも虫歯は起きます。再発虫歯が多い、根元がしみる等がある場合は、フッ素入り歯みがき粉の使い方や必要に応じたケアを相談すると安心です。

フッ素や予防について迷いがある方は、
定期検診の中でお気軽にご相談ください。

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大橋THREE歯科・矯正歯科
福岡市南区大橋(ドン・キホーテ大橋店そば)
診療時間:8:30〜12:30/13:30〜17:30
TEL:0120-118-315

※本記事は一般的な情報提供を目的としています。治療や判断は個々のお口の状態により異なります。



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