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2026.01.28

妊婦さん

歯医者は妊娠中いつ行く?初期・中期・後期別に歯科医が判断基準を解説


妊婦さん イメージ写真

こんにちは、福岡市南区大橋の歯医者【大橋THREE歯科・矯正歯科】です。

「歯医者 妊娠中 いつ行けばいい?」と検索して来られた方へ、この記事では、妊娠週数ごとの受診の目安と、治療の不安(麻酔・レントゲン・薬)の考え方を整理します。

「妊娠中に歯医者って行っていいの?」「今行くのは早い?それとも遅い?」と迷われる方はとても多くいらっしゃいます。

妊娠中は、“行ってはいけない時期”があるわけではありません。ただし、妊娠週数・症状・治療内容によって考え方が変わるため、自己判断が難しいのも事実です。

本日は、妊娠中に歯医者へ行くタイミング(初期・中期・後期の違い)から、麻酔・レントゲン・薬への考え方、妊婦歯科健診の意味まで、わかりやすく解説します。

 

 

歯医者は妊娠中いつ行けばいい?

基本的には「妊娠中期(安定期)」が、歯科受診に適した時期とされています。

目安としては妊娠16〜27週(妊娠中期)を安定期と呼ぶことが多いです。

ただし、以下のような場合は、時期に関係なくまず相談することが大切です。

  • ・強い歯の痛みがある
  • ・歯ぐきの腫れ・出血が続いている
  • ・食事や睡眠に支障が出ている

「今行っていいのか分からない」という状態のまま、我慢する必要はありません。福岡市南区大橋周辺で、妊娠中の受診タイミングに迷う場合は、症状と週数をふまえて一緒に整理できます。

迷ったら: まずは「妊娠週数」と「症状の強さ」で受診の目安を確認していきましょう。

 

妊娠初期・中期・後期で歯科の考え方はどう違う?

妊婦 前期・中期・後期 イメージイラスト

妊娠中の歯科受診は、妊娠週数によって配慮点が異なります。ここでは「いつ行くか」を決めるための、基本の考え方を整理します。

 

妊娠初期(0〜15週)の歯科対応

  • ・赤ちゃんの器官が形成される大切な時期のため、原則として応急処置や相談が中心になります。
  • ・強い症状がある場合は、負担の少ない対応を検討します。

「何もしてはいけない」時期ではありませんが、慎重に判断する時期です。

 

妊娠中期(16〜27週)がすすめられる理由

  • ・体調が比較的安定しやすく、歯科治療・健診にもっとも適した時期とされています。
  • ・必要な処置を計画的に行いやすい時期です。

 

妊娠後期(28週以降)の注意点

  • ・お腹が大きくなり、長時間の治療が負担になることがあります。
  • ・体位や治療時間への配慮が必要です。

症状がある場合は無理せず相談し、出産後まで待てるかどうかを一緒に判断します。

ポイント:「いつ行くか」は 妊娠週数 × 症状 × 治療内容 で考えると、迷いが減ります。

「治療の進め方」については、
初めての方へも参考にしてください。

 

妊娠中に多い歯のトラブルと「受診の目安」

妊娠中は体の変化により、お口のトラブルが起こりやすくなります。

 

妊娠中に起こりやすい症状(歯痛・出血・腫れ)

  • ・歯がズキズキ痛む
  • ・歯ぐきが腫れる・血が出る
  • ・口の中がネバつく
  • ・つわりで歯磨きがつらい

これらは「歯磨き不足」だけが原因ではありません。妊娠中はホルモンバランスの変化で、いつもと同じ歯磨きをしていても歯ぐきが腫れたり出血しやすくなることがあります。

 

「様子見」でいいケース/早めに相談した方がいいケース

 

様子を見てもよいことが多いケース

  • ・痛みや腫れが歯磨きなどしたらすぐに元に戻る
  • ・一時的な違和感のみ

 

早めに相談した方がよいケース

  • ・痛みが強い・続く
  • ・腫れや出血が増している
  • ・食事や睡眠に影響が出ている

 

「我慢すべきか分からない」と感じた時点で、相談してよいサインです。

また、「今は様子を見よう」が安心につながることもありますが、炎症が続いている場合は、あとから強い痛みが出てしまい、かえって体への負担が大きくなることもあります。“何もしない=一番安全”とは限りません

歯ぐきの腫れ・出血が気になる場合は、
歯周病治療
もあわせてご覧ください。

判断に迷う場合: 妊婦歯科健診や相談で、今の状態を確認しておくと安心です。

 

妊娠中の歯科治療は本当に大丈夫?(麻酔・レントゲン・薬)

妊娠中の歯科治療で、特に不安を感じやすいのが「麻酔」「レントゲン」「飲み薬」についてです。

結論からお伝えすると、妊娠中でも歯科治療は受けていただけます。当院では、妊婦さんと赤ちゃんの安全を最優先に考え、妊娠中でも使用できるとされている、安全性に配慮した方法・薬剤を選択しています。

 

妊娠中の麻酔は赤ちゃんに影響しませんか?

歯科治療で使用する局所麻酔の中でも、リドカインは一般的な歯科治療でもっとも多く使われている麻酔薬で、無痛分娩や帝王切開など、産科医療の現場でも使用されています。

通常の歯科治療で使用する量であれば、妊娠中でも使用されることが多く、通常量であれば問題が少ないとされています。

当院では、

  • ・必要な場合に
  • ・必要な量だけ
  • ・体調や妊娠週数を確認しながら

慎重に使用していますので、ご安心ください。

 

妊娠中にレントゲンを撮っても大丈夫ですか?

歯科の放射線量のグラフイラスト 大橋THREE歯科・矯正歯科

歯科用レントゲンは、放射線量が非常に少ない検査です。

さらに当院では、

  • ・防護用エプロンの着用
  • ・撮影範囲・回数の最小限化

などの配慮を行ったうえで、診断に必要な場合のみ撮影を行っています。

「赤ちゃんに影響があるのでは」と不安な場合は、撮影の必要性について必ず事前にご説明します。納得したうえで進めますので、遠慮なくお声がけください。

 

妊娠中に処方される飲み薬について

妊娠中のお薬は、お腹の赤ちゃんに実際に試してみるわけにいかないため、「100%安全」と断言できる薬はありません

そのため歯科では、

  • ・比較的安全性が高いとされているお薬の中から
  • ・治療の効果が、リスクを上回ると判断した場合に限り
  • ・必要最小限の処方

を行っています。

当院では、

  • ・抗菌薬:ペニシリン系・セフェム系
  • ・鎮痛薬:カロナール

など、妊娠中でも使用されることの多い薬剤を中心に対応しています。

自己判断で市販薬を飲み続ける前に、まずは歯科・産科へご相談いただくことをおすすめします。

 

妊娠中の歯科治療は「相談しながら進められます」

妊娠中の歯科治療は、「必ず治療しなければならない」「全部我慢する」という二択ではありません。

  • ・今すぐ必要な処置か
  • ・応急処置で様子を見るか
  • ・安定期や出産後に回せるか

を、妊娠週数・体調・症状に合わせて一緒に相談しながら決めていきます。

「こんなこと聞いていいのかな?」という不安こそ、遠慮なくご相談ください。

※個人差について(注記)
妊娠中の対応は、妊娠週数・体調・症状の強さによって異なります。この記事は一般的な考え方をまとめたものであり、最終的な判断は診察のうえで行います。

 

妊婦歯科健診とは?一部無料で受けられるお口のチェックです

妊婦歯科健診は、女性の生涯を通じた歯とお口の健康、そして赤ちゃんの健やかな成長を守るために行われる妊婦さん向けの歯科健診です。

当院では、妊婦の方を対象に、妊婦歯科健診を一部無料で実施しています。
「今すぐ治療をするため」ではなく、妊娠中のお口の状態を確認し、安心して出産を迎えるための健診です。

 

妊婦歯科健診の内容

  • ・むし歯・歯周病の有無や進行状況のチェック
  • ・妊娠中に起こりやすいお口のトラブルの確認
  • ・妊娠中でも無理のない歯みがき・ケア方法のご説明

※健診の結果、治療が必要と判断され、治療を希望される場合は、レントゲンや歯周病治療は必要に応じて自己負担が発生します。
健診のみで終了することも可能ですので、ご安心ください。

 

受診の目安・回数

妊娠期間中に1回妊娠中期(安定期:およそ4〜7か月頃)の受診をおすすめしています。

この時期は体調が比較的安定し、歯科受診もしやすいため、早めに健診を受けておくことで、出産後のお口のトラブル予防にもつながります。

「健診=必ず治療されるのでは?」と心配される方も多いですが、
妊婦歯科健診は状態確認とご相談が中心です。

まずは健診だけ・相談だけでも大丈夫です。
妊娠中のお口のことで気になることがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。

 

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迷ったら、ひとりで判断しなくて大丈夫です

妊娠中の歯科受診で一番大切なのは、自己判断で抱え込まないことです。

  • ・今行くべきか
  • ・待ってもよいのか
  • ・どこまで治療が必要か

これらは、状況によって答えが変わります。福岡市南区・大橋(ドン・キホーテ大橋店そば)の【大橋THREE歯科・矯正歯科】では、妊娠週数や体調をふまえ、無理のない形でご相談をお受けしています。

妊婦健診のご予約・ご相談はこちら

※この記事は一般的な情報提供を目的としています。妊娠週数や体調、症状によって対応は異なりますので、不安がある場合は医療機関へご相談ください。

 

よくある質問(FAQ)

 

妊娠中に歯医者へ行かない方がいい時期はありますか?

「行ってはいけない時期」が一律にあるわけではありませんが、妊娠初期や後期は配慮が必要なことがあります。症状の有無や治療内容も含めて、医療機関で相談しながら判断するのが安心です。

 

妊娠中に歯が痛くても我慢した方がいいですか?

強い痛みが続く場合は我慢せず、早めに相談することをおすすめします。放置すると急性症状になり、結果的に負担が大きくなることもあります。

 

妊娠中にレントゲンを撮っても大丈夫ですか?

歯科用レントゲンは必要性を見極めたうえで、撮影範囲・回数に配慮し、必要最小限で行います。不安がある場合は、撮影の目的や代替の有無も含めて相談すると安心です。

 

妊婦歯科健診は無料ですか?

当院では妊婦の方を対象に、妊婦歯科健診を無料で実施しています。しかし、レントゲン撮影や、歯周病治療を行う際は保険適用範囲の支払いが必要となります。対象条件やお持ちいただくもの(母子手帳など)はご案内致しますので、ご不明点はお気軽にご相談ください。

 

出産後まで治療を待った方がいいケースはありますか?

症状が軽く、急ぎでない処置は出産後まで待てる場合もあります。一方で、炎症や痛みが強い場合は早めに相談が必要です。妊娠週数・体調・治療内容に合わせて判断します。



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