
こんにちは、福岡市南区大橋の【大橋THREE歯科・矯正歯科】スタッフです。大橋で「親知らずが痛い」「夜も眠れない」という方へ。当院では、CTによる正確な診断と、痛みに配慮した抜歯体制で対応しています。まずはご自宅でできる対処と、受診の目安を分かりやすくご案内します。
親知らずが痛いときに考えられる原因(セルフチェック)

親知らずの痛みは主に次のいずれかが原因です。
- ✅生えかけで歯ぐきがかぶっている:歯と歯ぐきの隙間に汚れが溜まり炎症(智歯周囲炎)が起こりやすい
- ✅横向き・埋まっている:隣の歯を押す、清掃しにくい、腫れやすい
- ✅親知らずや隣の歯のむし歯:痛みが波のように強くなる/冷たい物がしみる
- ✅噛み合わせ/頬を噛む:歯ぐきや頬粘膜の傷でズキズキ
レントゲンだけでは分かりにくい位置関係もあるため、CT撮影での立体診断が安全です。
痛みはいつまで?受診を検討すべきサイン
一般に軽い炎症であれば数日で落ち着くこともありますが、次のような場合は早めの受診をご検討ください。
- ✅夜も眠れないほどの痛み、飲食や会話がつらい
- ✅頬が腫れてきた/口が開きにくい、飲み込むと喉まで痛い
- ✅熱感・だるさ、市販薬が効きにくい状態が続く
- ✅同じ部位の痛みをくり返している
放置で悪化すると、隣の歯のむし歯・歯周病、膿がたまるなど治療期間が長くなることがあります。
放置は危険?腫れ・膿・口が開かないときの注意
腫れが強い時期は、温める・長風呂・飲酒・激しいうがいは悪化の引き金になります。自己判断で膿を出そうとする行為も避けましょう。炎症のコントロール後に抜歯を検討することで、治りやすく合併症のリスクを抑えられる場合があります。
横向き・埋まっている親知らずの痛みと治療の流れ

横向き・埋伏の親知らずは、根と神経・上顎洞の位置関係をCTで確認し、安全に配慮した手順で進めます。当院では必要に応じて静脈内鎮静(ウトウトした状態で処置)にも対応し、恐怖心や嘔吐反射が強い方の負担を軽減します。※適応や注意点は事前に医師が説明致します。※静脈内鎮静は別途費用が掛かります。くわしくはお気軽にご相談ください。
今すぐできる応急処置(やり方/NG)
- ✅冷却:頬の外側を清潔なタオル越しにやさしく冷やす(氷の当て過ぎは避ける)
- ✅清掃:強い痛みがある部位はやさしく、うがいは軽めに。食べかすを溜めない
- ✅市販薬:使用方法を守って短期的に。長期連用や自己増量は避ける
❌避けること:アルコール、長時間の入浴、運動、熱い飲食、強いうがい、患部を指や器具で触ること
福岡市南区・大橋で親知らずの痛みに対応しています|大橋THREE歯科・矯正歯科
当院は福岡市南区 大橋のOHASHI HILL 2F ドン・キホーテ大橋店そばにあり、朝8:30〜診療。CT完備・カウンセリング個室は対応しています。まずは症状を確認し、炎症のコントロールから丁寧にご提案します。くわしくはお気軽にご相談ください。
※親知らずの位置や、状態によっては口腔外科のある大学病院や総合病院と連携をとる場合があります。
緊急受診のサイン
- 急な顔の腫れ、口がほとんど開かない、飲み込みがつらい
- 発熱や強い倦怠感、市販薬で改善しない痛み
- 妊娠中・持病の薬を内服中で症状が急速に悪化している
自己処置で悪化する場合があります。ご不安なときは受診をご検討ください。
親知らずの痛み・受診前によくある質問
Q. 親知らずが痛いとき、無理に我慢しても大丈夫ですか?
A. 我慢すると炎症が広がることがあります。特に夜眠れない・頬が腫れている場合は感染や膿がたまっている可能性も。市販薬で一時的に抑えても再発するケースが多いため、早めの受診をおすすめします。
Q. 親知らずの痛みは自然に治ることがありますか?
A. 一時的におさまることはありますが、原因が「歯ぐきの中の炎症」や「隣の歯への圧迫」であれば根本的には治りません。痛みを繰り返す場合は抜歯を検討するサインです。
Q. 親知らずが痛いときに冷やしても大丈夫ですか?
A. 熱感やズキズキする痛みには、頬の外側からタオル越しに優しく冷やすのが効果的です。ただし、長時間の冷却や氷を直接当てるのは血流を悪くして回復を遅らせることがあります。
Q. 痛み止め(ロキソニンなど)を飲んでも効かない場合はどうすればいいですか?
A. 炎症が強い場合、鎮痛薬単体では効果が薄いことがあります。抗生剤を併用することで改善するケースもありますので、無理に薬を増やさず、受診して医師に相談してください。
Q. 親知らずの痛みと頭痛・肩こりは関係ありますか?
A. 親知らずの炎症や噛み合わせのズレによって顎関節や筋肉に負担がかかり、頭痛・肩こりを感じる方もいます。原因を見極めるためにはCTや噛み合わせの確認が有効です。
Q. 妊娠中・授乳中でも診てもらえますか?
A. 妊娠中でも痛みや腫れの診察は可能です。レントゲン撮影や抜歯は安定期(妊娠中期)に実施することが多く、母体・胎児への影響が少ない方法で対応します。授乳中の方も薬の種類を調整できます。
Q. 親知らずの痛みが夜だけ強くなるのはなぜですか?
A. 横になると血流が頭部に集まり、炎症部の圧が高まるため痛みが増すことがあります。寝る前に鎮痛薬を服用する・上体をやや高くして休むなどの工夫が有効です。
Q. 痛みが落ち着いたあとも、抜いたほうがいいですか?
A. 炎症をくり返す親知らずは、再び腫れたり隣の歯をむし歯にするリスクがあります。痛みが引いたタイミングでCT検査を行い、抜歯の必要性を確認するのが安心です。
「今つらい」「横向きで怖い」方は、まずはご相談ください。
※症状・体質には個人差があります。この記事は一般的な情報で、診断・治療は来院時に個別にご説明致します。
最終更新日:2025年10月31日

